植物の22%が絶滅危惧種となっているようです [自然環境]


現在知られている植物約38万種のうち22%が絶滅危惧種に分類されることが、英王立キュー植物園や国際自然保護連合などのチームの植物調査でわかったようです。

植物の種類は多いため、研究チームは5グループ(コケ植物、シダ植物、裸子植物、単子葉植物、マメ科植物)から、それぞれ1500種ずつを無作為に選んで分布状況を調査したとのこと。

分布などが十分調べられている4千種のうち、分布域や個体数が非常に限られる22%が「絶滅危惧」に分類され、植物が哺乳類と同様に絶滅の危機にあり、鳥類より状況が悪いとの事。

絶滅危惧種の多くは熱帯に分布しており、危機となった最大の原因は耕作や畜産のための植生破壊のようです。

来月には名古屋市で生物多様性条約第10回締約国会議(国連地球生きもの会議)が開かれますが、これ以上絶滅危惧植物を増やさないよう自然環境を守っていきたいものです。

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