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日常生活での石綿(アスベスト)肺被害に救済認定 [アスベスト]


石綿肺はこれまでアスベスト(石綿)を取り扱っていた工場で働いていた場合に被害認定されていましたが、今回は取扱工場から約10メートル離れた製缶工場で働いたり、寝泊まりしたりしていた方で、日常生活の中でアスベスト(石綿)にさらされた環境暴露による石綿肺患者としては、初の救済認定となりました。

これまで石綿新法の救済対象は中皮腫とアスベスト(石綿)による肺がんに限られ、昨年7月の政令改正で石綿肺も救済対象となりました。今回認定された方は昨年8月に国に救済申請されましたが、認定されるを待たずお亡くなりになられたようです。その後の検査で肺からは国の石綿疾病の救済基準10倍以上と強い毒性のあるアスベスト(クロシドライト(青石綿))の繊維が見つかったそうです。

アスベスト(石綿)による被害は深刻ですので今後も使用されている恐れがある場合はきちんとアスベスト(石綿)分析を行ってもらい適切な処置をしてもらいたいものです。

タグ:アスベスト
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米軍基地返還前に土壌汚染調査実施を要望 [土壌汚染]


沖縄知事が返還前米軍基地での土壌汚染調査を政府に要望されたようです。

2003年にキャンプ桑江北側が返還されましたが、返還直後の日本政府による土壌汚染調査では土壌からヒ素や鉛、ガソリンなどが検出され土の入れ替えや洗浄を行い2004年に地権者に引き渡されましたが、その後の町が行った土壌汚染調査では大量の不発弾や燃料タンク、コンクリート塊からのアスベストなど有害物質が次々に見つかり跡地利用に支障をきたしています。

現在の地位協定では米側に返還時の原状回復義務がないため返還されてから日本側での土壌汚染調査や有害物質の除去を行っていますが、大規模な土壌汚染があるとそれだけ跡地利用が遅れます。

環境問題をめぐる日米地位協定の見直しを進めるようにしてもらいたいものです。
タグ:土壌汚染
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騒音問題の新嘉手納基地訴訟は上告棄却されたようです [騒音]


沖縄にある嘉手納基地周辺住民が米軍機の夜間や早朝の飛行差し止めや騒音被害の損害賠償などを国に求めましたが最高裁第一小法廷は上告を退けたようです。

2009年の二審では騒音被害が認められて国に賠償するよう命ぜられました。夜間や早朝の飛行差し止めで騒音被害を軽減するために上告されましたが、差し止めは認めらませんでした。

裁判では騒音被害の賠償範囲を決める騒音測定調査結果の「うるささ指数W値」が焦点になり2005年の一審は同種訴訟で認められてきた「75以上」から「85以上」と対象を狭めていましたが、二審判決は「住民が感じるうるささはW値では評価し尽くせない」と指摘し、ピーク時の大きさなどから「騒音区域指定当時に想定された騒音よりは低いものの、これに準ずるレベルにある」と認定。賠償を認める範囲を、全国の基地騒音訴訟で認められている「75以上」に改められました。

一、二審判決とも「日本政府は米軍の活動を制限できない」ため飛行差し止め請求は退けられましたが、二審判決では「国は旧訴訟を含め3度の司法判断を示されながら、抜本的な対策を講じていない」と批判し、騒音状況の改善を図るよう国に求めています。

タグ:騒音
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大気汚染が減り武蔵野から富士山が116日も見えたそうです [大気汚染]


武蔵野市からの気象観測で富士山が見えた日数が昨年、過去最多の116日になったそうです。

観測を始めてほぼ半世紀たち大気汚染が次第におさまってきたほかに、乾燥化の影響もあるようです。
観測が開始された頃は工場からの煙や自動車の排ガスによる大気汚染が社会問題になっており、65年は年間で22日しか富士山が見えなかったそうです。

各企業の努力や歴代知事の公害対策のおかげか富士見日数は70年代から増加し99年に初めて年間100日を超え、一昨年にはディーゼル車の排ガス規制も強化されました。

大気の汚染状況の指標となる浮遊粒子状物質の年平均濃度は91年度都平均で1立方メートル当たり0.057ミリグラムで09年度は0.023ミリグラムと半分以下になったようです。
タグ:大気汚染
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ウナギ輸入偽装、大手スーパー元社員有罪判決 [食品検査]


大手スーパーが輸入した中国産冷凍ウナギ転売時輸入業者を偽った事件で、食品衛生法違反罪に問われた大手スーパー元社員に、懲役1年執行猶予3年の判決が出されたようです。

裁判官は「食品表示への消費者の信頼をないがしろにして、自分たちの利益を守ろうとした計画的、組織的な犯行だ」と述べたそうです。

当時は中国産うなぎから禁止薬物マラカイトグリーンが検出されて問題となっていた頃で、判決では「薬物検出を恐れて大手スーパーの名前を隠そうとした」とする検察側の主張がほぼ認められました。

被告は自主的な食品検査で薬が出なかったウナギだけを転売したと主張したそうです。
それならば偽装などおこなわないで売っていればこのように有罪判決をうける事もなかったと思うと本当に残念です。

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食品の安全性を偽装した大手スーパー元社員に懲役1年求刑 [食品検査]


中国産冷凍ウナギの輸入元改竄事件で、食品衛生法違反の罪に問われた大手スーパー元社員に対し検察側は懲役1年を求刑したそうです。

事件当時は中国産うなぎから発がん性が指摘されている農薬マラカイトグリーンが検出されていた頃であったにも関わらず偽装を行った動機は「信用を失うことを懸念した」との事です。

食品の安全性を確認するために食品分析を行い有害物質がないかどうか確認し偽装をおこなわなければ罪に問われる事もなかったかと思うと、とても残念です。

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日立製作所、レアアース回収(リサイクル)技術開発 [レアアース]


日立製作所がHDD内のモーターやエアコンなどのコンプレッサーからレアアースを含む磁石を効率的に分離、回収する装置を完成させたそうです。

リサイクルされるレアアースは、磁石を強くするのに使われるネオジムやジスプロシウムで、中国のレアアース輸出規制がきっかけとはいえ、都市鉱山とよばれる廃家電からのレアアースやレアメタルなどの資源リサイクルが進むようになったのは素晴らしい事だと思います。
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関西で再生砕石にアスベスト(石綿)混入 [アスベスト]


関西の公園や道路で使用されている再生砕石から人体に有害なアスベスト(石綿)が見つかったようです。

再生砕石は建設廃材を再利用したもので、使用現場で何もしなければアスベストが飛散する事はないようですが、車に踏まれたり子供が触れると影響を受ける可能性もあるそうです。

廃材をリサイクルする時はアスベスト(石綿)など有害なものが含まれていないかどうか調査し分別するようにしてもらいたいものです。
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COP10生物多様性条約第10回締約国会議、名古屋議定書採択 [生物多様性]



名古屋で開催されたCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)で医薬品のもとになる遺伝資源の利用について定める国際ルール「名古屋議定書」と生態系保全の世界目標「愛知ターゲット」に合意されたようです。

議定書発効前に利用された資源を対象とする内容は盛り込まれませんでしたが、途上国が議定書のルールを運用する体制づくりを支援する仕組みを日本の資金で整備することになったようです。

不正な持ち出しを監視する仕組をしっかりと機能させて生物多様性を守ってもらいたいものです。
タグ:生物多様性
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アスベスト(石綿)被害で集団提訴 [アスベスト]


大手建材メーカーが排気装置の設置や防塵マスクの着用指示など安全配慮義務を怠った為、作業中にアスベスト(石綿)被害を受けたとして、元労働者や遺族が同社を提訴したようです。

空気中のアスベスト粉じんなどは人体に影響がありますのでアスベストが残っている可能性がある場合はアスベスト分析を行い、アスベストが検出されたときはしっかりとした対策を行ってもらいたいものです。

タグ:アスベスト
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